今年最後の投稿になりました。一年間ご覧くださった皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。さて、年初鋸南町の水仙を紹介しましたが、締めも鋸南町の水仙です。シゲさん達と忘年ハイキングで嵯峨山を歩き、ちょっぴり汗をかいた後、鍋を楽しみました。嵯峨山や水仙ピークには水仙の花が少なくがっかりしましたが、車で佐久間ダムの大崩(おくずれ)水仙郷、江月(えづき)水仙ロードへ回ってみると、こちらはしっかり咲いていて満足しました。水仙農家の人に聞くと今年は咲くのが早いそうです。楽しい一日でした。
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ニホンスイセン(日本水仙) ひがんばな科
端正なきれいな花です。この花に毒があるとはとても思えません。「きれいな花には毒がある」ということわざを思い出しました。
嵯峨山の水仙畑です。
佐久間ダム、大崩水仙郷の水仙畑です。観光用に植えられています。
江月水仙ロードの水仙畑です。この道は暖かくて気持ちよかったです。水仙農家の人に蕾の水仙を分けてもらって帰りましたが、家の中ではすぐに開いてしまいました。
途中で出会った花です。
ヤブツバキ(藪椿) つばき科
野生種をヤブツバキと呼ぶのだそうです。
ハルジオン(春紫苑) きく科
雑草として見られていますが、よく見るときれいな花です。日の当たる斜面はもう春なのですね。
カラスノエンドウ(烏野豌豆) まめ科
野豌豆は中国での呼称。標準的な和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)というのだそうです。花や実が豌豆に似ています。食用として、サヤエンドウのように食べられるようです。
モリアザミ(森薊) きく科
立処山でも取り上げました。いわゆる棘があり切れ込んだ形のあざみの葉ではないので区別されます。ヤマゴボウの漬物はヤマゴボウではなくモリアザミの根が使われているそうです。