野山の花たち

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2018年 10月 16日

能郷白山のママコノシリヌグイ (良)10月3,4日撮影

 奥美濃の最高峰能郷白山(1617m)と冠山(1257m)をツアーで歩いてきました。山頂付近は少し紅葉が始まっていてナナカマドは台風の影響でしょうか、葉をかなり落としていて無残な状態でしたが、赤い実は良く残っていて印象的でした。花は盛りを過ぎ、これといった花はありませんでしたが、カメラに収めた中から選んでみました。

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能郷白山の山頂付近です。笹に覆われています。

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山頂から少し歩いたところに奥宮があり展望が素晴らしいのです。よく晴れていたので、遠く右に木曽の御嶽山、左に乗鞍岳が見えています。山座同定の楽しいひと時です。

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ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) たで科

 山道の脇によく咲いていました。かわいらしい花を付けているのに、なんてかわいそうな名前なんでしょう。茎に棘があるので継子いじめに使えるという発想のようです。よく似た花にミゾソバ、アキノウナギツカミがあります。その違いは、ミゾソバには棘が無く、アキノウナギツカミには棘はあるがそれほど鋭くなく、また、葉の形がアキノウナギツカミは細長く、ママコノシリヌグイは三角形をしているというものです。

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ゴマナ(胡麻菜)  きく科

山道の両側によく咲いていました。野菊と言われる仲間の一つで、秋を感じさせる花です。葉がゴマの葉に似ていること、若芽は山菜として食べられることで付いた名前だそうです。シロヨメナなど似たものがあるので同定に苦労します。

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リンドウ(竜胆) りんどう科

 山道の足元によく咲いていました。青い色がきれいですね。日が差して花が開いていました。なかなか開いているところに出会えません。ラッキーです。背丈が低いので、オヤマリンドウとは区別されます。

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テンニンソウ(天人草)  しそ科

林道脇に咲いていましたが、花期を過ぎたのか2、3輪でした。3年前に餓鬼岳の下りで群生しているところに出会いました。それはもっと背丈があり、花穂の先がとがっていましたが、これはブラシのようでした。

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アマドコロ(甘野老) ゆり科

 花が実になっているものが色々ありました。これは実の色が青黒いのでアマドコロかナルコユリたりだろうと思いますが、茎の形などよく調べなかったので、不確かです。

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ツルリンドウ(蔓竜胆) りんどう科

 暗赤色で卵型の食べたくなるような可愛い実です。よく目にしました。やっぱり秋ですね。

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# by noyamano-hanatach | 2018-10-16 17:35 | 良さんの出会った花たち
2018年 10月 06日

コスモス

私の大好きな花のひとつにコスモスがあります。薄紅のコスモスが秋の日に なにげない陽だまりに揺れている  とは
さだまさしの歌詞ですが、小春日和の午後、農家の庭先に咲いているコスモスは抱き締めたくなるほど素敵です。
最近はやりのキバナコスモスではなく、昔からのあかいコスモスが好きです。

毎年秋になると コスモスを見たくなります。今年は、立川にある昭和記念公園に行ってみました。まだ少し早かったのですが
咲き始めていました。

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花期が早いキバナコスモスは満開でした。
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むさしの山草会 第36回秋の山野草展が日比谷公園で開催されます。
楚々とした風情のある山野草がお好きな方 ぜひお越し下さい。
2018年10月6日~9日  10時~16時 ただし最終日は15時まで。 日比谷公園テニスコート隣の陳列場。


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# by noyamano-hanatach | 2018-10-06 21:23 | シゲさんの山野草
2018年 09月 22日

我が家の周辺で咲いている野草の花たち  9月中旬に撮影

我が家は東京の大田区、東急池上線沿線にあります。今年は早いのでしょうか?線路際に曼珠沙華が咲き出しました。
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ツルボも咲いています。9月上旬に雑草が刈られてしまったので、ツルボは今年は全滅かと心配していましたが間一髪でセーフ
だったようです。
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洗足池に行ってみました。ここは昔、日蓮聖人が足をあらったということで名付けられたのですが、今は勝海舟の墓があることで有名です。 池の周りに湿地の花たちが咲いています。

ミソハギです。
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サワギキョウのアカバナが咲いていました。珍しいですね。初めて見ます。
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超地味な野草、タカサブロウです。
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ゲンノショウコの赤花も顔を覗かせていました。
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次に、多摩川辺りに行ってみました。
キクイモモドキでしょうか?風に揺れてきれいでした。
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傍に アレチウリがはびこっていました。
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川べりでは野菊をはじめ いろいろな花に出会えるかな?と思っていましたが この季節、結構殺風景なんですね。



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# by noyamano-hanatach | 2018-09-22 21:55 | シゲさんの山野草
2018年 09月 13日

御岳山のレンゲショウマ (良)8月21日撮影

 写真仲間とレンゲショウマの写真を撮りに出かけました。御岳山のケーブルを降りてすぐの富士峰園地北側斜面にレンゲショウマ約5万本の群生地があります。今年は雨が少なかったために花びらが少し焼けていて、なかなか思うような写真が撮れませんでした。

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レンゲショウマ(蓮華升麻) きんぽうげ科

 花がハスに葉がサラシナショウマに似ていることから名付けられたということですが、先端が濃い紫色している清楚で可憐な花です。丸いのは蕾です。斜面で撮った3枚と山頂の御岳神社の裏で撮った1枚を載せました。

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キレンゲショウマ(黄蓮華升麻) ゆきのした科

 神社の参道にある天然記念物の神代けやきの根元に花を咲かせています。本来四国や九州の限られた場所にしか自生しないので、誰かが移植したものが、環境が適していて増えたのだと思います。びっくりです。レンゲショウマはきんぽうげ科ですが、こちらはゆきのした科で別の種類です。似ているようには思えませんものね。

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マルバノホロシ(丸葉の保呂之)  なす科

 初めて出会いました。関東以西の本州、四国、九州に分布する日本固有の多年草です。ヤマホロシに比べて葉にギザギザがないのでつけられた名前だそうです。ホロシとは皮膚に小さいつぶつぶができる瘡のことで、赤い実が乾燥すると実の皮が似てくるらしい。つる性で柵に巻き付く様にしていましたが、花は小さいし地味な色なので見落としやすいです。

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ヤマニガナ(山苦菜)  きく科

 初めて出会いました。ニガナと名前がついていますが、ニガナの仲間ではなく、アキノノゲシのなかまです。山地に生え背丈は高く、これも50cm以上ありました。

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ムラサキニガナ(紫苦菜)  きく科  *810日高尾山蛇滝コースにて撮影

 初めて出会いました。ヤマニガナの仲間です。ニガナと名がつくものは花色が白か黄色ですが、これは珍しく紫色です。ヤマニガナなどより花は小さく1cmくらいで下を向いています。

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# by noyamano-hanatach | 2018-09-13 08:00 | 良さんの出会った花たち
2018年 09月 04日

北岳のタカネビランジ (良)7月24日~26日撮影

 シゲさんがキタダケソウに会いに行ってから一ヶ月あと、北岳の隣に位置する小太郎山に登りに行って、ついでに北岳の山頂も極めました。上り下りともシゲさんと似たようなルートをとりました。花の種類は様変わりしていましたが、それでも草すべりや大樺沢ではまだミヤマハナシノブに出会えました。

◆北岳山頂から朝日に輝く間ノ岳方面を望みました。この時、富士山もモルゲンロートでした。

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◆北岳肩あたりから、甲斐駒ヶ岳と遠く八ケ岳を望みました。早朝の稜線歩きは気持ちがいい。

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センジュガンピ(千手岩菲)  なでしこ科

 大樺沢、草すべりなどで一番よく出会った花です。清楚な感じがします。以前上高地の霞沢岳の下りで出会った時も最盛期で、癒されました。そこでは花びらの形の異なるものも見かけましたが、ここにはありませんでした。

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タカネナデシコ(高嶺撫子) なでしこ科

 草すべりによく咲いていました。群生しているところもありました。高山性のナデシコです。

花びらが細く裂けているのが特徴です。

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タカネヒゴタイ(高嶺平江帯)  きく科

 北岳の肩に近いガレ場で出会いました。高山性でアザミみたいな花です。同じ高山性でミヤマヒゴタイがありますが、ヒョロヒョロと背丈があり、区別されています。

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チシマギキョウ(千島桔梗)  ききょう科

 北岳の稜線で出会いました。南アルプス、北アルプスより北の高山、それも尾根の岩礫地に生えます。イワギキョウも同様でよく似ていますが、チシマギキョウは花弁や花筒に薄い毛があることと上向きに咲くことで区別されます。愛らしいいい花です。

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タカネビランジ(高嶺ビランジ)  なでしこ科

 北岳山頂で出会いました。このひと株しか見かけませんでしたが、小屋の人に聞くと人が歩く道から外れたところには咲いているとのことでした。以前鳳凰三山を縦走したときに白い花崗岩の砂礫地にピンクのこの花が点在していた素敵な光景を思い出しました。この花は白花ですが白からピンクまで濃淡いろいろあるようです。南アルプスの固有種です。

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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)  きく科

 大樺沢の斜面に群生していました。黄色い花がダケカンバの白と青空に映えてきれいでした。毒があるのでシカの食害に会わず群生できるのだとか。蕗と呼んでいるので蕗の仲間と思っていたら、なんと菊の仲間で驚きです。
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# by noyamano-hanatach | 2018-09-04 11:44 | 良さんの出会った花たち